遅い夏休みで、9月18日成田発、9月23日朝成田着の日程でハノイに行ってきた。
ベトナムはフランスの植民地だった関係で、おフランス風建物、植民地時代のいわゆる「コロニアル」様式の建物がたくさんあるわけだが、その1つに1911年パリのオペラ座を模して建てられ、現在「(市)劇場」(Nha Hat Lon)と呼ばれる建物がある。
(通称も「オペラハウス」だったりして、ちなみにそのすぐそばにあるヒルトンも「ヒルトン・オペラ・ハノイ」。)

街のランドマーク的建物で、夜はライトアップされているが、見学はできないのでこれまで3回ハノイに行ったが中に入る機会がなかったが、貼ってあるポスター、垂れ幕をみると18日、19日とコンサートが開かれるようで、19日の催しの方に行ってみることとした。

チケットは150,000ドン。120,000ドン、100,000ドン。1円=140ドンくらいだったので、一番高いチケットで1000円ちょっととなる。

ちなみにベトナムのオーケストラ事情について詳しいわけではないが、知っている範囲のことを書くと、ベトナム国立交響楽団というのがあり、これが一番歴史もありメジャーな団体。何年か前、NHKの「新アジア発見」という番組で取り上げていたが、北爆下も疎開しても演奏活動を行っていた根性の旧世代と、少しでもバイトでお金を稼ぎたいという戦争を知らない世代を対比させていた。
現在の常任指揮者は本名徹次(ちなみに10月上旬に「アジア・オーケストラ・ウィーク」で来日予定)。
ベトナム国立交響楽団は外務省のサイトによると今のところ唯一のプロオーケストラということらしい。
このハノイ・フィルハーモニーは、パンフレットによるとハノイ音楽院の教授、教師、優秀な生徒をメンバーとする団体で、自国の指導者と諸外国から客演指揮者を招いて活動をしており、当日のWolfgang Groehsというオーストリア人もその一人(日本からは矢崎彦太郎が客演指揮者)。
このハノイ・フィルハーモニーも1999年に来日したとのこと。
ベトナム初演をした曲目として、ハイドンの交響曲、ベートーヴェンの5,6,7,8,9番の交響曲、シューマンの2,4番、チャイコフスキーの5,6番、ブラームスの1,2番、ベルリオーズの「幻想」、などなどが列挙してあって、おしまいの方にはヴァレーズ、クセナキス、ルトスワフスキーとあったが何をやったのか気になる。