ベーム指揮ブラームス交響曲第2番など
ブラームス:交響曲 第2番/レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ作品132
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カール・ベーム
録音:1956年12月 ベルリン〈モノラル録音〉
ドイチェ・グラモフォンで戦後一時期『MUSIK...SPRACHE DER WELT(音楽は世界の言葉)』という、いかにも戦後のドイツという紙の粗末なジャケット(どれも同じデザインの10センチLP)のシリーズがあったが、それをリマスターして出たものの1枚。
すでに持っている演奏もあったので、何点かばら売りを購入したのだが、こういうのを見るとセットのBOXを買っておけばよかったと激しく後悔。
前日の項で、ドイツ音楽の伝統ってやだ、といっておきながら、舌の根も乾かぬうちにいってしまうが、愚直なくらい「まじめな」演奏の魅力はこれはこれで他にかえがたいものだ。
自分は、1970年代、重々しい演奏で日本で「巨匠」として扱われるようになったベームより、1950年代のベーム(モノラル録音時代)が好きだったりして、この演奏もLP時代に愛聴しており、こうやって再発されるのはありがたいことだ。
レーガーの曲は、「トルコ行進曲」のソナタの第1楽章のテーマがひたすら暑苦しく変形していく、万人に愛されることはありえない曲だが、まじめに厚ぼったく演奏しているのに萌え。