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テレビ番組2つ-アルゲリッチ、ベルリン・フィル特番

今日(14日)は出かけようと思っていたが、のどが痛く風邪だったらヤバいということで、外出をやめて1日中家にいた。
録画しておいたTV番組2つを見た。

クラシック ドキュメンタリー「マルタ・アルゲリッチの音楽夜話」("MARTHA ARGERICH Evening Talks")(NHKBS2)NHKのサイトによると
「アルゼンチン出身の天才ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが自分自身の半生や、音楽への情熱を語る。 友人のインタビューや貴重な映像を織り交ぜ、彼女の音楽家としての生きざまを描く。2002年にはイタリア賞を受賞 (テレビ・パフォーミング・アーツ部門)、 その他数々の賞に輝いた話題の作品である。 」
ということで、もちろん全体の演出はあるが、ランダムに彼女がインタビュアーに向かって音楽、演奏、作曲家に対する考え、過去の思い出を語り、それに過去の映像を散りばめるという作りになっている。
最近はあまり体調もよくないようで、またソロのリサイタルもあまりやっていないようだが、こうやってまとめて見るとやはり大音楽家であり、また、気まぐれでやっているのではなく思慮に基づいていることもよく分かる。実にいい番組であった。

○「ベルリン・フィル音楽紀行」(フジテレビ)
招聘がフジテレビということで、
クラシックファンならずとも引き込まれる120年の歴史を生き抜いてきた「ドイツの至宝」の存在感。壮大な物語の始まりです。
というこの謳い文句を見るとちょっと萎える番組。
番組の詳細はここで、。
・サー・サイモン・ラトルへのインタビュー
・「カラヤン・サーカス」の音楽監督室
・世界最高峰のオーケストラ・楽団員に密着
・三代目指揮者フルトヴェングラー激動の時代
・フルトヴェングラー夫人のメッセージ
・「ベルリン・フィル」戦時中最後のコンサート。運命の日を再現
・ベルリン・フィルと子どもたち
・“フルートの貴公子”エマニュエル・パユ
日本人団員の清水直子、町田琴和氏も含めた団員の生活の紹介が以外に面白かったが(インタビュアーが清水氏の夫君に「どこが気に入ったんですか」と訊き、「こんなの訳せない」と恥ずかしがる清水氏に萌え)、あとはなんだかなあ。
カラヤン時代がなくてフルトヴェングラーにスポットが当たっているのもなんだろうか。戦時中最後(1945年1月23日)のコンサートで、空襲警報でモーツァルトの交響曲第40番をやっていたのに、マエストロが避難している間にこの曲はもう続けられない、と再開後はブラームスの交響曲第1番にした、というのはもともとそういうプログラムを予定していただけだと思うが。(確かにフルトヴェングラーに対し、お前の身も危なくなってきているよと教えてくれる人はいたらしいが、それで演奏会のプログラムはかわらないだろう。)
また、このあとウィーン・フィルとの戦中最後の演奏会→亡命→スイスでの演奏会、また終戦後の最初のイタリアでの演奏会の話もすっ飛んでる。亡命はクサくやるにはもってこのネタだろう。
1947年5月25日のベルリン・フィル復帰演奏会も合わせ、外国人エキストラを使った再現映像も萎え萎えというか爆笑の手前だった。(ちなみに使った「運命」の音源は5月25日でなく27日のような気がする。)
おしまい辺に出てきた「パユ様」といって部屋にポスター貼ってる婦女子もorz・・・・(以下自粛)。 
結論、7日のコンサートに行く前に見なくてよかった。

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