先週聴いたCD
ああ、まとめ書きが恒例化してヤバい。
○サロネン/ヒンデミット管弦楽集(Sony)
今のところドイツだけのリリースなのか、検索してもあまり引っかからないし、店頭にもそんなになかった商品。そういえばDGに移籍したのでこれがSONYでの録音の最後あたりなのか。
詳細はリンク先にあるが、「ウェーバーの主題による交響的変容」、「4つの気質」、交響曲「画家マチス」が入っている(ロサンゼルスpo.、ピアノはアックス)。
こういう曲がレパートリーとはちょっと意外だったのだが、晦渋な音楽と片付けられることになりがちなこれらの曲が見通しよく演奏されていて、なかなか楽しめた。
「ウェーバー」のノリがいいんだか悪いんだかわからない独特な世界も、ノリノリのところはちゃんとそうしあがっているのも、この指揮者ならでは。
○ブロムシュテット&ゲヴァントハウスボックスより(QUERSTAND)
この間ブルックナーを聴いて、全部聴ききっていなかったので取り出す。
- ヨハン・アダム・ヒラー:序曲「狩」、レーガー:ヒラーの主題による変奏曲、ジーグフリート・マトゥス:管弦楽のための協奏曲「RESPONSO」[録音:2004年9月9、10日]
- メンデルスゾーン:「ルイ・ブラス」序曲、ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:ベルント・グレムザー)、交響曲第3番「スコットランド」[録音:2004年11月5、6日]
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
在任中にメジャーレーベルでの録音が少ししかなかったのは、業界の不況からだろうが、マズア時代にこのオーケストラの能力が低下したのがウソのようであり、めでたい。
(1枚目はヒンデミット以上に晦渋な曲目であるが。)
なお、マトゥスは東ドイツ(DDR)時代を代表する作曲家の一人で、Berlin Classicsから出ていた(いる?)「DDRの音楽」シリーズにも曲が入っている。夫人はピアニストのアンネローゼ・シュミット。また、この「Responso」はブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンにささげられた曲(のはず)。
「代表する」というのは政治的にもであり、DDRの崩壊と一緒に失脚したのかと思ったが、健在で公式サイト(?)もあるようだ。
なぜこの曲に詳しいかといえば、演奏したことがあるから。