« 2005年04月 | メイン | 2005年06月 »

2005年05月21日

NHK「人間ドキュメント」 「チューバ 一吹きにかける 38年ぶりの奏者交代」

クラシック音楽関連番組ではある。NHKの振れ込みはこれ。

オーケストラで最も低い音を任されるチューバ。安定した職を捨て、NHK交響楽団への入団をめざす池田幸広さん(29)は、ベテラン奏者の引退で38年ぶりに行われたオーディションを突破し、仮入団を果たす。一年間の試用期間を経て果たして正団員となれるのか。一吹きにかける若きチューバ奏者の挑戦を追った。

NHK交響楽団で風貌も相俟って名物でもあった多戸幾久三氏が定年退職され、それに先立ち昨年4月オーディションが実施されたわけだが、楽器の性格上しょうがないのではあるが、38年ぶりのオーディションに多数の応募、それに受かっても1年間は試用期間というのはキツい世界ではある。
生活が保証されているわけでもなく、夫人は小さい子供を抱えただ見守るしかないというのも胸をつかれた。(カメラを回しておいて、正採用にならなかったらそれでも放送したのだろうか。)
また、試用期間中に少しでもオーケストラで吹くことのノウハウを伝授したいという多戸氏の思いも画面から伝わってきた。チューバが2本出てくる「アルプス交響曲」「ツァラトストラはこう語った」で、多戸氏が池田氏にどっちのパートを吹いてもらおうか悩むところもそうだし、「新世界より」の第4楽章(言うまでもないがチューバは第2楽章に8小節出番があるだけ)で、「ここのトロンボーンパートも吹いてみろ」と多戸氏が池田氏にアドバイスするが、一生懸命教える多戸氏の表情、でも結局実際にはできなかった池田氏の表情をカメラはとらえていた。(これは、ブラームス交響曲第1番第4楽章のホルンの追加みたいに一般的なのだろうか。)
番組としては多戸氏のみに焦点を当てる、あるいは池田氏のみに焦点を当てるのもあろうが、「伝える」ということをみせるのなら2人に焦点を当てるというつくりでよかったのではないかと思う。(最初のナレーションの「カラヤンや小澤征爾も指揮台に立ち」というのは、画面に向かって突っ込んでしまったが。)

2005年05月20日

ラトル指揮ベルリン・フィル&ウィーン・フィル合同演奏会

放送されたのは、5月8日のウィーン・コンツェルトハウスでの演奏会。
そもそも、新聞で「歴史的イベント」とか書いてあるとその分しらけるのが自分の悪い癖だが、産経新聞によるとラトルが「50歳の誕生日に」と所望したのがきっかけらしい。
(「ライバル2楽団が初共演 ウィーンとベルリン 」)
しかし、ベルリン・フィルとウィーン・フィルって対立してたとは知らんでした。晩年のカラヤンの件でいろいろあったのはわかるし、当然、ライバル意識みたいなものはあるんだろうけど、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとか、今度はホルン奏者の競演もあるみたいだし、そういうのは「対立」っていうのかな。イベントとして盛り上げるためのセールストークでは、とますますヤな人になりつつある私は書いてみたりする。
聴いてみての感想は、「祭り」「イベント」という意外に何が残ったのだろうというのが正直なところ。むしろ、それ以外を求めるのは野暮かもしれない。
弦は第1ヴァイオリン22人~コントラバス12人という大人数だそうで、合奏能力の高い彼らをもってしても普段いっしょにやっていない顔ぶれで、そもそも合うのかというのもあるし、テンポ設定が揺れ動くこの曲ではバシッと決まる、ツボにはまる快感のようなものはない。
録音の状態があまりよくなかったというのも、あるのかもしれないが。

しかし、東芝EMI、自社アーティストの宣伝の場なのに、思いっきり否定的な評を載せんでも。。。

2005年05月18日

<沈黙の「ピアニスト」保護、身元不明のまま1カ月 英国>

いまさらのニュースだが、現在の姿がこれ。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200505170010.html
タキシード姿に近い格好が、これ。
http://www.asahi.com/international/update/0517/016.html?t
「着衣のラベルはすべて切り取られ」というのが犯罪臭いが、疑い深いやな性格の自分は、「売り込みのためのネタでは」とも思ってみたりする。ピアニストが「白鳥の湖」弾くのかなあ。
でも、売り込み作戦にしては手がかかり過ぎだし、真相が早期に解明されんことを。

その後、読売新聞によると
>英BBC放送は、ハリウッドが、この男性をモデルにした映画製作に関心を示していると報じている。
だそうな。
謎のピアノマン…英で保護の男性、無言で見事な演奏
やはりというかなんというか…。

2005年05月16日

放置プレイ再びorz…近況

すみません、諸般の事情によりまたまた放置プレイでした。
理由はいくつかあるのですが、

・本業多忙
・なのに、普段出ているアマチュアオーケストラの他にもう1つ掛け持ちをして、土日がふさがっている
・しかも、いつも出ているほうはまた演奏会のプログラム執筆をしないといけない
・たまにあいている日は、待っていたかのように突発の用事が発生(例:病院行き、コンタクトレンズ紛失)したり、熱を出して寝こむなどの不測の事態が発生

などで、にっちもさっちもいかなくなっておりました。
やや落ち着いてきたので、とりあえず、無事であることをお伝えするとともに、ぼちぼち再開していきたいと思っております。

併せて、出演するオーケストラの演奏会もご案内しますので、お手すきでしたらぜひご来場ください。

演奏会のご案内。
[1]
ザ・シンフォニカ 第38回定期演奏会
日時
2005年6月26日(日) 14:00開演 (13:30開場)
場所 :
すみだトリフォニーホール  大ホール
指揮 :
キンボー・イシイ=エトウ
曲目 :
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調作品70
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調


[2]
東京アカデミッシェカペレ第29回演奏会

日時:2005年6月5日(日)
   開場13:00 開演13:30
会場:すみだトリフォニーホール
指揮: 高関 健
ソプラノ:幸田 浩子
曲目:プーランク/「グローリア」
   ブルックナー/交響曲第5番<ハース版>

お問い合わせ先:
東京アカデミッシェカペレ事務局 090-4001-6084


[1]については、サイトのお問い合わせ先にコンタクトをおとりいただいても結構ですが、私まで連絡いただいてもご用意いたします。(「meomeo@(アットマーク)infoseek.jp」の「アットマーク」を取った文字列を半角にしたアドレスにメールをお送りください。)

[2]については、お手数ですが席指定とかがあるので、直接事務局に連絡していただくか、チケぴで自由席も扱っています。