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N響アワーで動くアンセルメを見る(8月14日)

N響アワーも8月の恒例行事、池辺先生お出かけシリーズで前回の東京芸術大学に引き続き、今回は
「ふたつの檜舞台 ~日比谷公会堂と東京文化会館~ 」ということで、いまだに進行がぎこちない奈々子タンと日比谷公会堂と東京文化会館にお出かけである。
日比谷公会堂でコンサートを聴いた経験もあるが、改めて見ると、よくあんな狭いところで演奏会をやっていたものだとびっくり。
何回か見たことのあるマーラーの「千人の交響曲」の日本初演の練習風景のニュース映画(「日本ニュース」)もチラッと出てきたが、あの曲をあんな狭い場所でやったものだと改めて驚くとともに、当時の情熱を思う。たまたま、土曜日深夜NHKBShiでゲルギエフ指揮ロッテルダムフィルの演奏をやってたのをあまり気合をいれずに見たが、演奏環境はえらい違いだ(劣悪なほうが情熱で勝っていた、とは思わないが)。

ショスタコーヴィチ交響曲第11番(第4楽章)を必死の形相で振る某指揮者(元・指揮研究員)にちょっと死相が出ていて、さすがお盆だと感心(ウソ)。
何よりも、1964年のアンセルメ指揮によるブラームス交響曲第3番第3楽章が写り、動くアンセルメが見られたのでちょっとハイになる。

私の父は、昔々、「レコード芸術」を購読しステレオLPを購入し(当時、LP1枚は収入対比でとんでもない金額だ)、その後子供という邪魔物できたのでそういう道から足を洗った人間なので、ドイツ物はワルター&コロンビア響、フランス物、近代物などはアンセルメ&スイスロマンドのステレオLPをそろえ、ワルター、アンセルメという名は子供時代を思い出させる固有名詞なのである。
アンセルメはドイツ物も録音し、ベートーヴェン、ブラームス交響曲全集は当時はレコード雑誌の推薦扱いだったが、今ではすっかり珍盤扱いである。