クレンペラー指揮ブルックナー交響曲第6番(Testament)
Testamentから出たライブ。
ブルックナー:交響曲第6番、ブルックナー:テ・デウムヘザー・ハーパー(S)、 ジャネット・ベイカー(Ms)
リチャード・ルイス(T)、 マリアン・ノヴァコフスキ(Bs)
BBC合唱団、 BBC交響楽団
オットー・クレンペラー(指揮)、録音:1961年1月12日、BBCメディア・ヴェイル・スタジオ (モノラル)
イギリスにおいては(も?)、ブルックナーの交響曲は珍曲扱いだったようで、ウォルター・レッグがなかなか録音させてくれないため、クレンペラーはBBCに交渉し、ラジオの現代音楽専門チャンネルで放送することになった、とのことである。
第1楽章がかなり遅い部類の堂々たる歩みの演奏で、逆に多くの指揮者がのめり込んで歌いまくる第2楽章は速い部類の演奏、というのがいかにもクレンペラーらしい。「阿波踊り」化(もちろん、阿波踊りがいけないのではなくただのバカ騒ぎという意味)した第1楽章、陶酔しきった第2楽章に鼻白むことがときどきあるので、偏屈クレンペラーのやり方が好ましかったりする。
「テ・デウム」も天下堂々。