9月にご当地に行ってベルリン・フィル定期で聴いた「英雄の生涯」は同時に録音され、また11月の演奏旅行の曲目として取り上げられ、東京での演奏はBSフジで12月4日に放送された。
簡単な感想を。
○「英雄の生涯」
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」、組曲「町人貴族」
グイ・ブラウンシュタイン(ソロ・ヴァイオリン)
サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アジアツアーの行き先での先行発売で、演奏時間が80分を超えるため、香港盤は1枚組みだが、日本盤は再生の安定性を重視し2枚組みということらしい。あとタワーレコードで買ったのので、「独占インタビュー小冊子(CDジャケット風)」というのが付いてきた。
「英雄の生涯」の演奏そのものについての印象は大きく変わることはないが、CDで改めて聴くと「英雄の戦い」が終わったあとの室内楽的部分が特にいい。(特に中声部。)
「町人貴族」も諧謔的演出の上手さ、奏者の名人芸が楽しい。
○BSフジ開局5周年記念 TDK創立70周年スペシャル
サー・サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2005年 来日公演
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
アデス:アサイラ
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40
(2005年11月21日東京サントリーホールにて収録)
こちらは録音のひどさにびっくり。CMのほうが音量レベルが高いのは予想していたが、音質もCMのほうがずっと聴き映えする。
また、前半と後半の間にCMが入るとは思っていたが、「英雄の生涯」が終わってのアンコール(ドヴォジャーク「スラブ舞曲」)との間にフェードアウトもさせず、音をぶっちぎっていきなりコマーシャルが入るのも閉口。
NHKと違ったカメラワークが見れたことがせめてもの慰めか。
「アサイラ」は実演で聴いたらもっと楽しそう。