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日本フィル第576回定期演奏会

来年2月に自分で弾くのに、いまだ実演に接したことのないプロコフィエフの交響曲第5番をやるというので、出かけた。

日本フィル第576回定期演奏会
【プロコフィエフ・プログラム】
交響組曲「三つのオレンジへの恋」
ピアノ協奏曲第4番(左手のための)
交響曲第5番
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ:舘野泉(協奏曲)
サントリーホール、19:00開演

「3つのオレンジ」は「行進曲」以外の曲を知っている人は、プロコフィエフ・ヲタ以外はあまりいなそうだが(そういえば11月26日にNHKBS2でやってたが見るのを忘れた)、全体的には曲想も楽しいし、演奏も「ノリ」がよく楽しく聴けた。

ピアノ協奏曲は脳溢血から右半身麻痺となったにもかかわらず、懸命なリハビリにより左手による演奏会を行えるまでに恢復した舘野氏がソロをつとめたが、2楽章の叙情的な部分は聴き応えがあったが、さすがに技巧的な1、4楽章は少々苦しいかった。これはオーケストラのほうも演奏機会が少ない曲で、よくのみこめないまま演奏しているところにも原因がありそうで(音程が苦しいところも)、第1楽章の冒頭はちょっとヒヤヒヤした。
(なお、舘野氏取材のためカメラが入っていた。日フィルのサイトでこの曲を演奏するに当たっての舘野氏へのインタビューが読める(リンク先

交響曲は細かい傷はいくつかあるが、下手したらただの爆演になりかねない曲を、指揮者が(いい意味で)整理して、メリハリがあり、それぞれの性格も違えてあり、それなりには満足。弦楽器が奏者によって弾きこなし度が違っていそうなのがちょっと気になる。