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2006年04月05日

海外クラシックコンサート- バレンボイムとブロムシュテット ドイツの二つの演奏会 -

ブロムシュテット&ゲヴァントハウスO.の「さよならコンサート」

メインはブロムシュテット。ゲヴァントハウスO.とのさよならコンサートでバッハの「前奏曲とフーガ」はバッハのライプツィヒ時代の作品、アンコールのメンデルスゾーンもライプツィヒとゆかりの深い作曲家。(そういえばブルックナーの交響曲第7番もこのオーケストラの初演であった。)
オルガン演奏についてはあれこれ言える知識もないが、この曲のシェーンベルクによる管弦楽編曲をこんど弾くので、そういう観点からは面白く聴いた。
ブルックナーは番組でもとくに触れていなかったが、いわゆる第2稿のハース校訂による演奏。第3楽章が割と遅めであるが、それはじっくりと歌っているためで全体を通じて弛緩がなく、また奇をてらったことは何もしていないが、おそらく例によってネチネチ練習をやった成果で、大音量のところでも金管楽器はきれいな音で、楽器のバランスもよく配慮されているようだ。曲のよさに浸れるできる演奏。
海賊盤CDが出ているようだが、正規盤どっかで出してくれないか。


バレンボイム&ラン・ランの方は、名前を見ただけでニヤニヤしてしまうが、期待(?)を裏切らない、特に指揮者の何かやってやろうという自意識に満ち溢れた演奏で、妙なテンポの揺れなど随所に出てきてわらかしてくれる。もっとラン・ランの華麗な指さばきを披露させてやれよ。
(好きだという方、趣味の相違ということで勘弁を。自分にとってはバレンボイムはいつまでたってもフルトヴェングラーの指揮マネをしている半ズボンの少年なので、偏見満載、バイアスかかりまくりの評価にどうしてもなってしまう。)
曲目の詳細は続きで。

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2006年02月09日

ノリントンのブラームス交響曲第2、4番など

ュトゥットガルト放送交響楽団とCDも多数出しているノリントンであるが、その演奏会。2月6日のオンエア。

ロジャー・ノリントン指揮/シュツットガルト放送交響楽団演奏会
ヴォーン=ウィリアムス:交響曲第6番
ブラームス:交響曲第2番(45分25秒)
(以上2005年5月5日、ドイツ・シュツットガルトリーダーハレ内・ベートーベンザールで収録)
  マーラー:「なき子をしのぶ歌」(24分48秒)
(バリトン)マティアス・ゲルネ
ブラームス:交響曲第4番(39分10秒)
(以上2005年6月29日、ドイツ・シュツットガルトリーダーハレ内・ベートーベンザールで収録)  
解説はネコケンこと金子建志先生(と敬称をつけてしまおう)。解説にノリントン演奏の特徴をお得意CD比較が出てきた。思えば、20年以上前、ネコケン先生の解説で同曲異種聴きくらべに目覚め、破滅への道をたどることとなったのだ。(その後TVやコンサート会場でご尊顔を拝し、ダンディな声との乖離に愕然orzとなったのは内緒だ。(ごめんなさい))

ノリントンのブラームス演奏に対する考え方は例えばこれで読むことができるが、「弦、木管、金管の3つの対等な声部がはっきりと読みとれます」とあるように、弦がヴィブラートをかけないので、声部がくっきりと浮き上がってきて、動きそのものが楽しい。
マーラーもヴォーン=ウィリアムズもこのスタイルであるが、特になじみのない後者が面白く聴けた。

今年11月にNHK交響楽団を振るらしいが、ちゃんと団員は付き合うのだろうか、と小声で言ってみる。

2005年10月21日

サロネン指揮「トリスタンとイゾルデ」パリ・オペラ座公演(その1)

セラーズの大胆な演出で話題となった公演の録音(2005年5月7日)。放送は10月16日

番組表をメモ。

 - パリ国立歌劇場公演
     ワーグナーの楽劇“トリスタンとイゾルデ” -(1)

「楽劇“トリスタンとイゾルデ”から 第1幕、第2幕」
                       ワーグナー作曲
               (第1幕:1時間19分43秒)
               (第2幕:1時間18分33秒)
          トリスタン…(テノール)ベン・ヘップナー
      イゾルデ…(メゾ・ソプラノ)ワルトラウト・マイア
      国王マルケ…(バス)フランツ・ヨーゼフ・ゼーリヒ
      クルヴェナール…(バリトン)ユッカ・ラシライネン
メロート…(バリトン)アレクサンダー・マルコ・ブールメスター
      ブランゲーネ…(メゾ・ソプラノ)イヴォンヌ・ネフ
           若い水夫…(テノール)トビー・スペンス
                (合唱)パリ国立歌劇場合唱団
              (管弦楽)パリ国立歌劇場管弦楽団
               (指揮)エサ・ペッカ・サロネン

  ~フランス・バスチーユ パリ国立歌劇場で収録~
  (ラジオ・フランス提供)


肝心の演出は見れないので音だけ、となるが、サロネンの指揮は濃厚なむせ返るようなワグナーじゃないとヤダヤダという人には向かないかもしれないが、すっきり系音の美しい演奏として十分楽しめた。
歌手については解説のオサーンがいろいろ苦言を呈していたが、生演奏につきものの事故の範囲であろう。
ということで、次回の第3幕に続く。

2005年10月13日

ギュンター・ヘルビッヒ指揮ザールブリュッケン放送交響楽団演奏会

「ドイツのオーケストラ」その2。10月12日放送分で、2005年2月27日のコンサート。

「バイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216」  モーツァルト作曲 (23分05秒)

「“無伴奏バイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調
              BWV1002”から」バッハ作曲
                       (2分53秒)
           (バイオリン)デーヴィッド・ギャレット


「交響曲 第9番 ニ短調」         ブルックナー作曲
                      (58分16秒)

          (管弦楽)ザールブリュッケン放送交響楽団
                (指揮)ギュンター・ヘルビヒ

  ~ドイツ・ザールブリュッケン コングレス・ザールで収録~
  (ザール放送協会提供)

とりあえずメモしてみたが、モーツァルトはそれなりに楽しめたが、メインのブルックナーは演奏者の責任ではないが録音があまりよくなく興ざめであった。
私はストライクゾーンが広いのでテンポ速いのも遅いのも、どうしたいのかコンセプトらしきものがつかめればオッケーであるが、テンポが妙にセカセカしたりもたれたりいて、全体の設計をどうしたいのかよくわからなかった。
こういうのをドイツの巨匠として楽しむ趣味も持ち合わせていない。

2005年10月11日

マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送交響楽団演奏会

「ベスト・オブ・クラシック」(ちょっと恥ずかしい番組名)でやる「ドイツのオーケストラ」シリーズ第1回。(10月10日放送分)
2005年1月30日の演奏会で、NHKのサイトの番組表を見ると

歌劇“カプリッチョ”作品85 から 六重奏」
        リヒャルト・シュトラウス作曲
                     (8分38秒)

「 春 」           リヒャルト・シュトラウス作曲
「九 月」           リヒャルト・シュトラウス作曲
「眠りの前に」         リヒャルト・シュトラウス作曲
「夕映えに」          リヒャルト・シュトラウス作曲
                  (※4曲で21分27秒)
「あすの朝 作品27 第4」  リヒャルト・シュトラウス作曲
                       (3分51秒)
          (ソプラノ)クリスティーネ・シェーファー

「アルプス交響曲 作品64」  リヒャルト・シュトラウス作曲
                      (48分55秒)
               (管弦楽)ベルリン放送交響楽団
                 (指揮)マレク・ヤノフスキ
  ~ドイツ・ベルリン フィルハーモニーで収録~
  (ベルリン・ブランデンブルク放送協会提供)

となってて、ご覧のとおり「4つの最後の歌」という文字が入っていない。「4つの…」は作曲者が命名したわけじゃないから外した、というのではなく、ただの入れ忘れだと思う。

前半の「カプリッチョ」の六重奏は後半のコテコテの曲と違って、繊細でいい感じ。
シェーファーの歌も思い入れたっぷりにならない歌もよかった。
「アルペン交響曲」は、特に感想なし(というより、この曲に対する自分の関心のなさのあらわれである)。

2005年05月20日

ラトル指揮ベルリン・フィル&ウィーン・フィル合同演奏会

放送されたのは、5月8日のウィーン・コンツェルトハウスでの演奏会。
そもそも、新聞で「歴史的イベント」とか書いてあるとその分しらけるのが自分の悪い癖だが、産経新聞によるとラトルが「50歳の誕生日に」と所望したのがきっかけらしい。
(「ライバル2楽団が初共演 ウィーンとベルリン 」)
しかし、ベルリン・フィルとウィーン・フィルって対立してたとは知らんでした。晩年のカラヤンの件でいろいろあったのはわかるし、当然、ライバル意識みたいなものはあるんだろうけど、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとか、今度はホルン奏者の競演もあるみたいだし、そういうのは「対立」っていうのかな。イベントとして盛り上げるためのセールストークでは、とますますヤな人になりつつある私は書いてみたりする。
聴いてみての感想は、「祭り」「イベント」という意外に何が残ったのだろうというのが正直なところ。むしろ、それ以外を求めるのは野暮かもしれない。
弦は第1ヴァイオリン22人~コントラバス12人という大人数だそうで、合奏能力の高い彼らをもってしても普段いっしょにやっていない顔ぶれで、そもそも合うのかというのもあるし、テンポ設定が揺れ動くこの曲ではバシッと決まる、ツボにはまる快感のようなものはない。
録音の状態があまりよくなかったというのも、あるのかもしれないが。

しかし、東芝EMI、自社アーティストの宣伝の場なのに、思いっきり否定的な評を載せんでも。。。

2005年01月25日

ルツェルン音楽祭2004ライブ(その3:ヤンソンス)

去年9月のヤンソンスとロイヤル・コンセルトヘボウの演奏会で、音楽監督就任のお披露目であったりする。
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ルーセル;交響曲第3番
R.シュトラウス:英雄の生涯
アンコール
伝ハイドン:セレナード
R.シュトラウス:「薔薇の騎士」組曲より
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アンコールの話からはじめるのもなんだが、「薔薇の騎士」は去年の「NHK音楽祭」でもやっててこの中途半端な抜粋は何と思ったが、「セレナード」にはさらにびっくり。管楽器の休憩、入れ替えのためということなのだろうが、嘘ハイドンの曲を気合いの入った演奏会で取り上げるとは。やられた。
「英雄の生涯」はすでにCDにもなっているが、ルーセルともどもこのオーケストラの高い機能性を活かした質の高い演奏だと思う。

2005年01月21日

ルツェルン音楽祭2004ライブ(その2:ドホナーニ)

こちらは2004年9月のライブで、これも2日に分けて放送。
内容はこれ。

ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 ベルク:ヴァイオリン協奏曲 ベートーヴェン:交響曲第5番 F.P.ツィンマーマン(ヴァイオリン)、ドホナーニ指揮北ドイツ放送交響楽団

序曲や交響曲は、最近よくある古楽奏法の影響を受けたスタイルではないが、余計な感傷、思い込みを排除し、曲に語らせるスタイル。
こういうのを個性がないと受け止める人もいるのだろうが、きちんとまじめにやっている音楽はいいなと思う。
ベルクの協奏曲は、ツィンマーマンの自由自在にコントロールされた(変な日本語だが)うまいの一言につきる。関係ないけど日本ではやっぱりルックス的に華がないと人気が出ないのか。

2005年01月20日

ルツェルン音楽祭2004ライブ(その1:アバド)

2004年8月のライブを、放送時間の関係で18日、19日に分けて放送したもの。
曲目は次のとおり。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 マーラー:交響曲第5番 ポリーニ(ピアノ)、アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団

ベートーヴェンの方は、ポリーニ最近衰えが来てるという話をネット上で見たりするのでちょっと不安であったが、曲目のせいもあってか、あまりそういうことは感じなかった。指揮も快活な運びで、特段の不満はない。
マーラーは微妙。もともと自分はこの交響曲第3、4楽章以外は気恥ずかしさが先に立って素直に聴けないというのがあるのだろうが、それにしてもアバドの演奏で第1楽章のテンポの設定に胃もたれを感じるとは、意外だった。
ルツェルン祝祭管弦楽団は、ヨーロッパの名手を集めてつくったオーケストラで、アバドは「ただ豪華メンバー集めただけじゃないもん。友情で結ばれた団体だもん。」と言っているそうだが、それぞれが自己主張の強い音楽家の集まりではあるだろう。
前、テレビで放映した同じマーラーの「復活」も「私を聴いて聴いて」というようなただならぬ熱気ムンムンの演奏で、マーラーのような各パートが自己主張するタイプの音楽には向いているのだろうが、ベートーヴェンはその特徴がどう影響しているかはよくわからなかった。いずれにせよ、協奏曲ではなんともいえないので、また次の演奏で考えよう。

2004年11月10日

シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

この組み合わせの演奏をまとめてどかっと7日午後に放送したのを録音して聴く。(番組表のコピーは追記のところに)
自分としては萌える曲が多く、録音に失敗しないかとハァハァしながら恐れていたが、今回は久しぶりに成功。月曜日からiPodに詰めて出張にも持っていって聴いたが、曲目、演奏ともイイ。(というかシャイーの好きそうなレパートリーが自分の好みと合っているということか。)
この放送録音は1985年からのシャイーが音楽監督の時代を回顧するCD13枚組としても発売されているもので、このセットを買いたくなって困っている。
関係ないけど、なぜNHKのサイトの番組表の表記は「シャイイ」?ここでしか見たことのない表記。
[放送した曲]
ヴェルディ:「歌劇“運命の力”序曲」(8分06秒)
ベートーヴェン:交響曲第2番 (32分10秒)
マーラー:「亡き子をしのぶ歌」(27分00秒)
                   (バス)ロベルト・ホル
ベリオ:「フォークソングス」(22分12秒)
(メゾ・ソプラノ)ヤルド・ファン・ネス
ストラヴィンスキー:「アゴン」(23分32秒)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 (29分46秒)
               (ピアノ)マルタ・アルゲリッチ
ウェーベルン:「パッサカリア」(12分20秒)

2004年11月01日

キーシンの弾くベートーヴェンピアノ協奏曲第1番と第4番

先週、NHKFMで放送された演奏。オーケストラはザールブリュッケン放送交響楽団で、指揮はギュンター・ヘルビッヒ。(解説者のしゃべり方にいらついて演奏部分以外を消してしまい、演奏日を控えておくのを忘れた。)
偏見の塊の人間なもので、キーシンというピアニストについては「キーシン萌え(;´Д‘)ハァハァ 」といっている婦女子がファンに多いので….(以下自粛)、その結果今までほとんど聴いたことがなかったのだ。でもキーシンも、もう30歳だったのですな。
特に何か変ったことをやっているわけではないのだが、素直にすばらしい技術で軽やかさと重さが明確に使い分けられて弾かれるのに感心。20世紀後半の巨匠も高齢になりつつあるし、これから、キーシンも聴いてみることにしよう。

2004年10月19日

アーノンクール指揮ベルリン・フィル演奏会

別項で「ひるの歌謡曲」を見ていて、放置していたファイルを発掘。今年8月にNHKFMで放送していたものだ。オールシューベルトプログラムで次のとおり。
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交響曲第3番ニ長調
オッフェルトリウム“聖母マリアに栄光あれ”イ長調
オッフェルトリウム“聖母マリアに栄光あれ”ヘ長調
オッフェルトリウム“心に悲しみを抱いて”ハ長調D.136
交響曲第4番ハ短調“悲劇的”D.417
(オッフェルトリウム・・MS: リュバ・オルゴナショヴァー, cl: ウェンツェル・フックス)
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2004年10月15日

大野和士指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団演奏会

今週、唯一録音に成功したもので、曲目はこれ。
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プロコフィエフ: ピアノ協奏曲第2番
(ピアノ:アナトール・ウゴルスキ)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調
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プロコフィエフは正直、演奏のできについてうんぬんできるほど聴き込んだ曲でないので、感想は差し控えておくが、ウゴルスキ、ちょっとヤバくないかと思った瞬間があったのは書いておこう。
ラフマニノフは自分の箱では「苦手」に分類される曲で、昔、演奏したときも特に延々と続く第3楽章が、「えっまだ終わらないの」と思いながら弾いていたことを告白しておく。
カットもせず、慣習的な打楽器の追加もせず(例えば第1楽章の最後の音)、正攻法でやろうというコンセプトの演奏といえばいいのか、それほど退屈せずに聴けたと思う。
曲が終わるや否や「ブラボー」という、女子の奇声が聞かれたが、これは日本から行っている追っかけさんなのだろうか。

2004年10月14日

録音失敗

昔はFM放送のエアチェック(死語)はカセット、VTRで行っていたが、今は、多くの人にとって、FM放送は聞き流すための媒体であり、保存するためにFM放送を録音する層が、クラシックヲタなど一部に限られていることもあり、大型家電店に行ってもその種の機材を見ない。
PCもあれだけ「AV対応」を謳っていても、FM放送をデータとして取り込めるものは皆無だ。
(一時期SONY・VAIOのPCV-MXS1L5を持っていたが、ソフトウェアの不具合が多く、付属MDの調子がおかしくなり、そろそろ新モデルが出ないかと思っていたら、このシリーズ自体がなくなった。)
昨年、突然Macを使い出したこともあり、コンポとiMacをIOデータのこの製品でつなぎ、ソフトウェアは「ひるの歌謡曲」を使い、留守緑および曲ごとのファイルの切り出しを行っている。
外で聴くときはWAVEファイルをiTuneを介し、iPodに取り込んで持ち出す。
今週のNHKFM「ベストオブクラシック 」では「今、話題の指揮者たち」というのをやっていて、とりあえず録音をセットしたが、月曜日は放送データの録音レベル設定の問題で曲の切り出しができず、火曜日はなぜか録音されてなくて(これは自分のミスか)、しょんぼり。
しかし、需要状況からすると、今後、この手で便利なものが出てくるとはとても思えず、これにすがるしかない。

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2004年09月07日

ラトル指揮ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲第9番

8月28日のフィルハーモニーでの演奏会で、プロムスでも9月5日(現地時間)に同じプログラムをやっている。
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シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲
ベートーヴェン:交響曲第9番
(ソプラノ)クリスティアーネ・エルツェ、(アルト)ビルギット・レンメルト
(テノール)ヨナス・カウフマン、(バス)ジョン・リライア
サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィル、ベルリン放送合唱団
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シェーンベルクは文句なしの名演。アクセントは鋭く、いい意味での鋭さ(でも汚い音ではないが)が前面に出てきて、曲の構造・性格が明確な演奏。
(解説は指揮者の高関健氏であったが、現代音楽アレルギーの層対策か「この曲練習大変なんです」という主旨のことを言ってるのにちょっと笑った。)
ベートーヴェンは、基本的には好みのタイプ(なんじゃそりゃ)の演奏なのだが、ところどころハァ?であった。
そういえばウィーン・フィルとの交響曲全集も、この曲については賛否両論だったように記憶している。
すごく大雑把な乱暴な言い方をすると「ベーレンライター版を使った、ピリオド・アプローチ寄りの演奏だが、ところどころに20世紀前半の巨匠風スタイルが登場して、指揮者自信のアイディアも散りばめられている」とでもなるか。
プロムスでの演奏が大編成(第1ヴァイオリンが8プルト)であったことはSt.Ives氏のサイト、"No hay caminos, hay que caminar..."の「4文字33行」の9月5日の項にも書かれているが、そこらへんもウィーン・フィルとの来日公演で(自分が聴いたのは2、4、5、7番)小人数の編成だったのと比べると違和感があるというか、区別する理由は何なのだろう。
St.Ives氏が書かれているように特異な作品として捉えているのか、それとも祝祭の曲だから思いきり派手にやっちゃえということなのか…。
自分がこの演奏をどう捉えるべきかわからないが、いずれにせよ十年一日のごとく「第九はバイロイトのフルトヴェングラー」と言っている方々には、悪罵の対象となるのでしょうな。

2004年09月03日

アバド指揮ベルリンフィルのマーラー交響曲第6番


出張の用事はとりあえず終わり、夏休みまだ1日しかとっていないので、山陰本線に青春18きっぷの残りで県庁所在地から別の県庁所在地に東に移動し、小旅行。
先日、FM放送でやっていたものの録音をi-Podで聴く。
この曲にはそんなに思い入れがあるわけではないのだが、自分にとっては、聴くものというよりは弾くものという位置付けで(本番を2回)、思わず身体が動き拍子を取ってしまったり、第4楽章のハンマーの箇所が近づくとハンマーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!と力が入ってしまったり。「本線」とはいい、実態は単線のローカル線、ボックスシートで幸いであった。
今年6月の演奏会で、他にマルタン:「イェーダーマン」より「6つのモノローグ」(独唱:クヴァストホフ)が演奏されたのだが、その一部(第4〜6曲)しか放送されていない。
また、マーラーは最近どうもこっちのほうが正しいということになっているらしい第1楽章→アダジオ→スケルツォ→フィナーレの順であった。
かんじんの演奏であるが、濃厚なマーラーが好きな人には「もっと歌ってくれい」と物足りなく感じられるのであろうが、あまり感情過多なマーラーはちょっと…という自分にとっては、機動力、推進力優先のずんずん前に行く演奏はそれなりに満足できる演奏であった。

本題とは関係ないが、JUGEMよ自分のblogにもアクセスできないのはいかがなものか。

2004年08月31日

ブレンデル最後のプロムス


先週放送された、プロムスの中継録音(8月17日の演奏会)。
ブラームス:交響曲第3番
バードウィッスル:“ブレンデルの詩による3つの歌曲”から
             (バリトン)ウィリアム・デーズリー
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番("皇帝”)   
アルフレッド・ブレンデル(pf)、ドホナーニ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
           (指揮)クリストフ・フォン・ドホナーニ
アンコール
シューベルト:3つのピアノ曲D.946”から第1(変ホ短調)

ブレンデルはこれをもってプロムスから引退するそうで、「皇帝」も40年前に初登場したときのプログラムだそうな。けれど、ブレンデルってあんまり「皇帝」が似合うピアニストじゃないよなあ。おなじベートーヴェンなら第3番か第4番がしっくりくるピアニストだ。
プロムスからの「引退」という演奏会に、演奏の内容を言うのは野暮かもしれないが、さすがにちょっと衰えは感じられなくもない。そこらへんは、賢明に判断してのことだろう。ブレンデルは何を隠そう、私が初めてナマで聴いた著名ピアニストで、これまでも何回か来日公演で聴いてきた。演奏からの引退ではないが、一抹の寂しさが。
アンコールのシューベルトがいちばんよかった。

また、明日からi-Podに詰めて出張に行ってきます。

2004年08月30日

マッケラス指揮ベルリン・フィル演奏会

2004年1月22日の演奏会。信じられないことに、マッケラスは82歳にしてベルリン・フィルに初登場だそうな。NHKFMの放送を録音したが、検索したらすでに海賊盤も出てるようだ。曲目は次のとおりで、ちなみに「交響的変奏曲」がベルリン・フィルで演奏されたのも、3回目だそうな。
ヤナーチェク「嫉妬」
モーツァルト:ピアノ協奏曲変ホ長調K.482(第22番)(pf:内田光子)
ドヴォルザーク:交響的変奏曲
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
チェコの作曲家の記念年にあたるので、やっとマッケラスの出番が回ってきたということかもしれないが、ベルリン・フィル何を今までぼけとったんじゃあ、といいたくなるような名演。
チェコのオーケストラはどうもあまりレベルが高いとは言えない今、腐ってもベルリン・フィル(←おいおい、腐らせるな)で、曲に対しての研究・共感度が高い高いこの指揮者で、これらの曲を聴けるのはこのうえない喜び。
コンチェルトも絶品でした。(特にフルートとピアノソロのからみあいなど。)