海外クラシックコンサート- バレンボイムとブロムシュテット ドイツの二つの演奏会 -
ブロムシュテット&ゲヴァントハウスO.の「さよならコンサート」
メインはブロムシュテット。ゲヴァントハウスO.とのさよならコンサートでバッハの「前奏曲とフーガ」はバッハのライプツィヒ時代の作品、アンコールのメンデルスゾーンもライプツィヒとゆかりの深い作曲家。(そういえばブルックナーの交響曲第7番もこのオーケストラの初演であった。)
オルガン演奏についてはあれこれ言える知識もないが、この曲のシェーンベルクによる管弦楽編曲をこんど弾くので、そういう観点からは面白く聴いた。
ブルックナーは番組でもとくに触れていなかったが、いわゆる第2稿のハース校訂による演奏。第3楽章が割と遅めであるが、それはじっくりと歌っているためで全体を通じて弛緩がなく、また奇をてらったことは何もしていないが、おそらく例によってネチネチ練習をやった成果で、大音量のところでも金管楽器はきれいな音で、楽器のバランスもよく配慮されているようだ。曲のよさに浸れるできる演奏。
海賊盤CDが出ているようだが、正規盤どっかで出してくれないか。
バレンボイム&ラン・ランの方は、名前を見ただけでニヤニヤしてしまうが、期待(?)を裏切らない、特に指揮者の何かやってやろうという自意識に満ち溢れた演奏で、妙なテンポの揺れなど随所に出てきてわらかしてくれる。もっとラン・ランの華麗な指さばきを披露させてやれよ。
(好きだという方、趣味の相違ということで勘弁を。自分にとってはバレンボイムはいつまでたってもフルトヴェングラーの指揮マネをしている半ズボンの少年なので、偏見満載、バイアスかかりまくりの評価にどうしてもなってしまう。)
曲目の詳細は続きで。